【納豆の栄養素について】他にも効果的な食べ方・食べ合わせをご紹介します。

料理

こんにちは!納豆は健康にいいから食べているという方も多いと思うのですが、どのような効果があるのか、どのような食べ方が良いのかを調べたのでお話していきたいと思います。

納豆のルーツ

大豆は縄文時代から栽培が開始されており、稲作も始まっていたが、納豆の起源がその頃まで遡るのかは不明である。糸引き納豆は、煮豆と藁の菌(弥生時代の住居には藁が敷き詰められていた。また炉があるために温度と湿度が菌繁殖に適した温度になる)がたまたま作用し、偶然に糸引き納豆が出来たと考えられているが、起源や時代背景については様々な説があり定かではない。Wikipedia参照

このように納豆のルーツは、弥生時代や室町時代に大豆が自然発酵して食べてみたらおいしかったことから納豆として食べられるようになった説や、中国からの伝来などと説がたくさんあります。また、江戸時代までは納豆汁として汁物に入れて食べるのが一般的だったとも言われており、一般的に今のような形で食べる納豆は江戸時代後期に入ってだそうです。江戸時代後期からは「納豆売り」という商人も存在したそうです。

納豆の栄養素

納豆は大豆を発酵させて作られるので、大豆とは少し栄養素が変わってきます。どちらも栄養価の高い食材ですが、大豆には含まれない栄養素もあるのでご紹介します。

大豆との違い

栄養素による大きな違いは、大豆にはないナットウキナーゼビタミン類で、納豆に含まれるビタミンB2は大豆の5倍程多く含まれビタミンKも大豆に比べて多く含まれています。

大豆の栄養素についてはこちらの記事をご覧ください。

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発酵によって作られるナットウキナーゼ

大豆は発酵によって、タンパク質の分解酵素であるナットウキナーゼが生成されます。ナットウキナーゼは、納豆特有の栄養素でビタミンB2を多く含み、脂溶性ビタミンであるビタミンKも多く含みます。

夜に食べると効果的

心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすこともある血栓は、深夜から早朝にかけて出来やすいため、夕食後や寝る前に納豆を食べると血栓を溶かしてくれる効果を期待できます。

本当はダメ!?納豆の間違った食べ方

加熱すると失われるナットウキナーゼ

納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱い性質があるので、加熱せずに食べることがすすめられています。炊き立てのご飯も熱いため、のせたり混ぜたりせず分けて食べたほうがナットウキナーゼをしっかりとることができます。

常温に戻して食べる

常温になると納豆の再発酵が始まり、納豆菌とナットウキナーゼが増殖します。 ナットウキナーゼが増えるとビタミンKなどの栄養成分も増えおいしくなるので、食事の20分ほど前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておくのがおすすめです。

おすすめの納豆の組み合わせ

納豆×ネギ(ニラ)

納豆には、糖質の代謝に関わるビタミンB1が多く含まれています。ネギやニラの匂い成分である硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進する作用があります。この硫化アリルはほかにも玉ねぎやにんにくにも含まれています。

納豆×キムチ

納豆とキムチはどちらも発酵食品で、キムチに含まれるニンニクが血栓をできにくくし、納豆のナットウキナーゼが血栓を解けやすくします。また納豆菌がキムチの乳酸菌の増殖を助け、腸内を掃除するという相乗効果があります。

納豆×アボカド

納豆とアボカドは味の相性が良いです。栄養バランスのいい納豆ですが、ビタミンC含有量は少なくアボカドでビタミンCを補ってあげると、栄養面でほぼパーフェクトになります。

まとめ

今回は納豆の栄養素やおすすめの食べ合わせなどを紹介しました。納豆は栄養豊富で調理しなくても食べることができ、スーパーなど安くどこでも売っているので簡単に手に入れることができます。一人暮らしなどで料理をする習慣がない人でも、簡単に栄養をとることができておすすめです(^o^)

すでに食べているという人も、今回の注意点や食べ合わせを意識して、より効果的に納豆を食べていただきたいです。

 





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