初心者でも簡単!?初めてピーマンを育て良かった点、ピーマンの栄養素やオススメ調理について

家庭菜園

ピーマンは夏野菜の一つとしても有名で、初心者でも簡単に育てることができます。ピーマンを初めて育ててみて思ったことは、手間もかからず収穫も定期的に行え、収量もそれなりにあったので初心者でも簡単に育てることができると実感しました。

ピーマンを育ててよかったこと

今回初めてピーマンを育ててみましたが、メリットの方が大きく初心者でも簡単に収穫まで育てることができました。

スーパーで買うより断然安上がり

ピーマンはスーパーで売っているのを見ますが、筆者の近所のスーパーでは3~5個入っている1袋が100~130円くらいで安い時で90円くらいです。収穫までに時間はかかるものの、1つの苗が60~100円で買うことができ、きちんと育てば100個くらい実がなることもあり十分元を取ることができます。

好きなときに収穫できる

株がある程度大きくなると実も複数ついてくるので、食べたい時に収穫してといったメリットもあります。熟れて赤くなったピーマンも十分に食べることができるので少し収穫が遅れた場合も安心できます。

一番の魅力は獲れたてのピーマンが食べることができることです。

育てる事のデメリット

育てるうえでのデメリットは、

  • 苗を植えてから収穫までに時間がかかること
  • 水やりや肥料、摘芯などの管理が必要なこと
  • 病気や天災でうまく育たないことがあること

だと思います。しかし、筆者の庭の畑は真砂土に少しバークを混ぜたような土で、肥料や水も頻繁にあげていた訳ではありませんが、夫婦二人で消費するのに困るくらいの量を収穫できたので管理面で言うとそこまでのデメリットではないような気もします。

初めてピーマンを育ててみた結果

病気や害虫の被害も比較的に少ない野菜で、収穫の時期も9月頃までと長いので初心者でも育てやすい野菜だと思いました。しかしピーマンを育てる上で害虫、病気の被害が出ることも一定確率であります。

害虫

ピーマンにはアブラムシカメムシが多く発生することがあるそうです。
筆者は苗を植えて2か月後くらいにアブラムシが少しついた程度で、手で払うくらいの対策しかとりませんでした。(ただ運が良かっただけかもしれませんが・・・)
隣にオクラと枝豆を植えており、そちらにアブラムシが大量に発生したのでオクラと枝豆が犠牲になってくれただけかもしれません。定期的に枝豆とオクラのアブラムシを手で払っていたので移ることがなかった可能性もあります。

病気

ピーマンのかかりやすい病気としてモザイク病青枯病をよく聞きます。
モザイク病はウイルス性の病気で、虫によってウイルスが運ばれ感染すると言われています。なのでアブラムシなどが発生しないような対策が必要となってきます。
青枯病は、土壌中の細菌が水と一緒に根から吸収されることによって罹ってしまう病気で、対策としてはナス科の連作を避け、水はけが悪くならないような環境を作ることです。
筆者はどちらの病気も経験したことはなく、アブラムシ対策で100均で購入したアルミの虫よけシートを使用している程度です。

ピーマンの栄養素

ビタミンC・E

ピーマンはビタミンCやビタミンEを多く含み、特にビタミンCの含有量は多く、大きいものだとレモンと同等とも言われています。ちなみに赤ピーマンはよりビタミンCとビタミンEを含んでいます。
ビタミンCはコラーゲンの合成に大きく関わっているので、血液や皮膚の健康状態を維持することから肌の調子を整える効果があり、日焼けの原因でもあるメラニン色素の生成を抑制する働きもあります。
他にも免疫力を高め作用や生活習慣病予防にも良いとされています。

βカロテン

βカロテンは黄色やオレンジ色の色素成分で、ほうれん草などの色の濃い野菜にも含まれており、ピーマンもこれを多く含んでいます。体内でビタミンAとなって吸収される特徴をもっています。

クロロフィル

クロロフィルは植物にとって光合成に必要不可欠な物質で、葉にタンパク質と結合しています。緑色の色素で、ピーマンには実にも豊富に含まれています。抗酸化作用にも期待でき、生活習慣病予防にも良いとされています。

ピラジン

香り成分であるピラジンは、ピーマンの青臭さのもとでもあります。実や皮よりワタや種に多く含まれています。ピラジンには血栓を防ぎ、血液をサラサラに保ってくれる役割があるので脳梗塞や動脈硬化の予防になります。

ピーマンの調理と特性

ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強いのが特徴的で、近年では品種改良も進み苦みを抑えたピーマンもあるので生でも食べやすくなっているものもあります。

食感を楽しみたいのであれば縦にカットする

ヘタを上に向けた時に上下に繊維が走っているので、繊維に沿って切ることでピーマンの食感を楽しむことができます。縦に切ることで加熱した時に形が崩れたりすることがないので見た目もきれいに仕上がります。

炒め物

炒め物にすることで脂溶性でもあるβカロテンの吸収率を上げることもできます。またピーマンのビタミンCは加熱にも強いのでビタミンCが破壊される心配もありません。

苦みが苦手な方は皮を取る

ピーマンの苦手という方でも直火で焼いて皮を剥けば、ピーマンの独特な苦みを抑えることができます。かつ甘味が際立つのでより食べやすくなります。

ピーマンを縦半分にカットし、ワタと種を取り除いたら網焼き等の直火で表面が真っ黒になるまで焼きます。粗熱が取れたら簡単に皮を剝くことができます。

おすすめ調理

チンジャオロース

筆者の料理用のインスタです。簡単に作ることができ基本的な調味料しか使用してないので作りやすいと思いますのでぜひ作ってみてください。

佃煮

ピーマンを消費したい時におすすめな料理で、手軽に作ることができます。クラシルさんの記事で簡単レシピが載っているのでぜひ作ってみてください。
また、しょうゆとみりんで作る佃煮以外でも塩とニンニクで炒めて塩和えのようなアレンジもできます。

肉詰め

ピーマンが嫌いな苦手な子供でも比較的に食べやすく、少し手間はかかりますが、弁当のおかずにもメイン料理にもなるのでおすすめです。

自分で育てたピーマンを自分の料理で

自分が育てたピーマンを収穫できた時はとても達成感があり、新鮮なピーマンを料理して食べた時はとてもおいしく感じました。プランターなど狭い場所でも育てることができ管理も大変ではないので初心者でも育てやすいと思います。ピーマンを育ててみようかなと思っているかたは是非挑戦してみてください。

saboten

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