【済渡寺(さいどうじ)】白い鳥居がズラリと並んだ新見市の観光スポット

旅行

先日、天気が良かったので気分転換に新見市までドライブに行きました。そこで立ち寄ったのが、2021年OHKテレビや山陽新聞に取り上げられた済渡寺です。
アジサイのスポットとしても有名で、6月から7月頃には1万を超える株のアジサイが見頃を迎えるそうです!

ズラリと並んだ白い鳥居が話題

近年話題となっている済渡寺は白い鳥居がズラリと並び、青い空と白い鳥居とのコントラストはとても綺麗です。

白の千本鳥居

済渡寺は1200年前に建てられましたが、白龍殿の白い鳥居は2021年に建設されました。
テレビやSNSで取り上げられたことによって知名度を一気に上げ、現在では多くの観光客が訪れるスポットとなっています。

写真を撮りに多くの人が

真っ白の鳥居と晴れた青い空とのコントラストがとても良く、並んだ鳥居の写真を撮りに訪れる人も増えており、筆者が訪れた時も写真を撮りに来ている方何組もいました。額束(がくづか)にはシンボルである桃となっており、鳥居も78期並び映えスポットとしても若い女性を中心に話題となっています。

季節ごとの花や草木を見ることも

アジサイの時期ではなかったのでアジサイは見れませんでしたが、周辺にはヤマボウシやムクゲなどの花がたくさん咲いていました。新緑に囲まれた山の中なので色んな種類の花や草などの観測もできそうです。6月から初夏にかけてはアジサイと花菖蒲(はなしょうぶ)がたくさん咲くので、それらの花と一緒に写真を撮りに訪れる人も多いそうです。

千本鳥居の先に白龍殿

見どころは白の千本鳥居だけでありません。神社では鳥居の先には必ず本宮があり、済渡寺にある千本鳥居の先にも本殿があります。

白龍殿

千本鳥居の先には白龍殿があり、そこでお参りをしました。

殿内にはおみくじやお守りなども販売していました。済渡寺は授産・安産の祈願で有名でそれに加え、夫婦桃による子宝のご利益があるそうです。

本殿横にはシンボルである桃が描かれた絵があり、ししおどしや灯篭が置かれた庭が作られていました。

シンボルツリーの「夫婦桃」

鳥居の先にある白龍殿の横にはシンボルツリーである夫婦桃があり、この桃の木は1つの花から2つの実をつけたそうで、さらに株分けをしたとき新樹も同じように1つの花から2つの実をつけたことから「夫婦桃」といわれ子宝の神様とされているそうです。

新見市が指定した天然記念物でもあり、木の高さは3メートルで、樹冠(葉が生い茂っている幅)は直径2メートル程とのことで、写真では少し分かりづらいかもしれませんがとても大きく迫力がありました。

済渡寺の基本情報

住所 岡山県新見市法曽661
開門時間午前9時~午後4時
駐車場有(無料)
アクセス新見ICから約25分

済渡寺までの道は、車1台しか通れないような狭い山道も多く、道中本当にたどり着けるか不安になりながらも新見市街から運転すること約30分、山を登り切ったところに駐車場があります。駐車場は広く無料で停められます。

済渡寺

入り口

駐車場から済渡寺まで歩いていく途中にあったこちらは工事中でした。(2021年10月)工事期間についてはわかりませんでした。

済渡寺本堂に繋がる道なのか門のような建物と、その手前には大きな鐘がありました。もう少ししたら新しく完成するかもしれないです。

こちらの写真は社の周りが池となっていましたが工事中の為、池の水はほとんど抜かれていました。蓮の葉があったので工事が終わり、再び池の水を張った後の7月頃からは蓮の花が咲いてさらに見どころが増えそうです。

本堂

白龍殿の北側に済渡寺の本堂があります。本堂は1200年前から続く歴史あるお寺で開創、命名は弘法大師(空海)が行ったとされています。

済渡寺は安産を願い妊婦や幼児を守護する仏様、子安観音(こやすかんのん)を創って祀られたことから始まり、それ以降難産が減ったことから安産のご利益があるとされ安産祈祷を行う方もいます。

ぜひ一度は済渡寺へ

この日はとても天気がよかったので、空と山と白い鳥居がとてもきれいでした。6月下旬頃からアジサイも咲くので、さらにきれいな景観となりそうです。みなさんも済渡寺に行って、写真を撮ってみてはいかがでしょうか?

岡山の公式観光ホームページ公式Twitterもあるのでよかったらご覧ください。また、県南から観光に行かれる方は、道中にある高梁市の観光に寄ってみてもいいかもしれません。高梁市の観光の記事についてはこちらをご覧になってみてください!

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