ここ最近ホームセンターなどで木材の価格が高騰しており、最寄のホームセンターでも2×4の1820mが一本税込み価格が600円、木材が安いホームセンターでもほとんど値段が変わらず、数年前と比べて価格が2倍になっています。
ウッドショックとは
ウッドショック=木材価格の高騰
ウッドショックとは、オイルショックの木材バージョンのようなことで、輸入する木の値段が跳ね上がってしまうことです。過去に起きたオイルショックになぞらえて命名されました。ざっくり説明するとウッドショックは新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大した事で、木材の価格が高騰してしまったそうです。
新型コロナ拡大とどのような関係があるのか
簡単に説明すると
リモートワーク等の在宅時間増 = 低金利政策による新築・リフォーム割合増 = 木材の需要増 = 価格高騰
木材の価格の高騰は、アメリカの住宅建設の需要が上昇し、木材の供給が追い付かなくなったことが原因の一つとされています。
新型コロナウイルス拡大により、リモートワークなどで家にいる時間が増えた事と、落ち込んだ財政や経済を立て直すためにアメリカが低金利政策などを行ったことにより、新築を建てる人やリフォームする人が増え木材の需要が一気に増えました。
アメリカと日本は木材輸入の多くがカナダやヨーロッパで、アメリカの建築用木材需要が増加したことによりアメリカへ輸出する割合が増え、その影響で木材の価格が高騰しました。
虫害被害や山火事
新型コロナウイルス以外にも、虫害被害や火災による木材の供給量が悪いことも価格高騰に影響しています。
冬季には活動しなくなる虫が、近年の地球温暖化により冬季でも活動するようになり、虫害被害が増加したとも言われています。害虫被害は輸入国であるヨーロッパやカナダで増えており、それにより倒産や廃業した会社も増えているそうです。また、カナダやヨーロッパで大規模の森林火災が起き、木材の供給量が減ってしまったことも価格の高騰に繋がりました。
木材が高いのでもらった木材で棚作り
自宅のウォークインクローゼットの棚を作ろうとずっと考えていましたが、木材が高くてなかなか手を付けらませんでした。しかし、段々と物が増えてきて収納スペースが欲しく、家にある木材を使用して棚を作ることにしました。
使用したのは、マイホームを建てる時に出た端材と知人からもらった合板、近くの木材屋さんで購入したヒノキの板を使用して棚を作りました。
使用した工具
- インパクトドライバー
- 刷毛
- 鉋
- やすり
- 丸のこ
木材をカット
棚の足は間柱を使用し、長さを1300mにカット。
天板の合板は奥行き500m×長さ800mにカット。
ヒノキの板は木材屋さんでカットしてもらいました。
表面をやすりがけ
間柱は表面が汚れていたので鉋がけした後表面をやすりがけしました。
合板も同様やすりがけ。やすりをかけることでニスを塗った時に馴染みやすくなります。
鉋がけ前
鉋がけ後
ニスで塗装
ニスは朝に1度塗り、その日は晴れていたので日中外に出して乾燥させ、夜に家の中で乾かしました。夜にはほとんど乾いてましたが念のため、翌日に組み立てました。通常2~3回ニスを塗るのですが時間がなかったのと面倒だったので1回ですませています。
組み立て
ニスが乾いたらあとはビスで留めて組み立てて終了。組み立て時間は1時間ほどで、製作費はヒノキの板が700円だけでした。
組み立てた物がこちらです。
耐久性もあり、筆者が上に乗っても安定していました。棚の服を掛けられるようにホームセンターでハンガーパイプを購入して、取り付けました。ネジ穴をダボで埋めて、時間がある時に棚をもう一段増やしたり色々改造していく予定です。
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