【はじめての観葉植物】初心者でもできたサボテンの育て方、増やし方

家庭菜園

熱い乾燥した地域に自生しているイメージの強いサボテンですが、2020年の12月の真冬に購入し育て始めてましたが、無事大きく成長して株を増やすこともできました。サボテンを育ててみて思ったことは、意外と手間がかからず育てやすいなと思いました。

こちらの写真の右側の大きいサボテンが購入したサボテンで、左のサボテンが株分けしたサボテンです。購入してから半年ほどですが、大きく成長し大きい鉢への植え替えも1度行い、さらには子株も増え株分けもしました。

写真の赤丸を見ていただくとわかると思いますが、さらに子株が増えてきています。正直、こんなにサボテンが増えるとは思ってなくて育ててみてびっくりしました。これからサボテンをどのように管理して育ててきたのかを紹介していきたいと思います。

サボテンとは

サボテンは原産地がアメリカ大陸で、サボテン科に属する植物の総称とされています。種類は2000種以上もあり、高温で乾燥した気候の荒野に生えているイメージが強いですが、湿度の高いところや低温にも耐えられるサボテンなど種類は様々だそうです。
近年では、育てやすいことからサボテンや多肉植物を屋内で育てる方も多く、人気となっています。

育て方

育てやすいと言われるサボテンではありますが、品種によってうまく育たないことや、間違った管理でうっかり枯らしてしまったといったことがないよう注意が必要です。(ちなみに我が家のサボテンはキンセイマルという品種です)

水やり

春は成長期で吸水もよく行い、夏は暑さに耐える時期になるため軽い休眠期のような時期です。秋から冬にかけてだんだんと気温が下がっていくのでそれにつれて休眠期に入っていきます。

春~秋

土が乾燥したら水をしっかりと与えます。

春の成長期では根の吸水もしっかり行ってくれるので、土が完全に乾いたら鉢のそこから水が出てくるまでしっかりと水やりを行います。夏は春に比べ活動が緩やかになるので、土が乾いて数日してから水やりなど水やりの間隔を少しあけてあげましょう。秋からは、気温が下がるにつれ段々と間隔をあけていくようにしましょう。

水はほとんどあげない。

冬は休眠期に入るので、根の吸水もほとんどしなくなります。なので水を通常通りあげてしまうと、根腐れを起こしてしまい枯れてしまうことがあります。水やりは土が完全に乾いたら土を湿らせる程度にしましょう。

置き場所

日当たり、風通しの良い場所に置くようにしましょう。真夏の直射日光に当たり続けると日焼けをしてしまうので屋外に置く場合は、一日中日に当たる場所は避けましょう。冬では屋内に動かせるほうが望ましいです。

鉢植え

鉢植えだと日中は日の当たる窓際に移動したり、冬は冷えすぎない場所に移動したりなど管理がしやすいです。他にも植え替えや水やりを手軽に行えます。

地植え

地植えをする場合は、冬の寒さや梅雨の時期、真夏の直射日光など様々なことを考慮したうえで植えなければなりません。このことが原因で病気になったり枯れてしまうこともあるので、育てる品種が地植えに適しているかしっかりと調べてから植え付けるようにしましょう。

株分け

サボテンは成長するにつれて脇から子株が生えてきます。その子株を新しい鉢に植え替えることで増やすことができ、そのことを『株分け』とい言います。筆者も初めて株分けを行ったのですが、枯らすこともなく無事にできました。下記の内容は初めて株分けをした時のやり方なので参考にしてみてください。

用意するもの

  • 植え替えるための鉢ときれいな土
  • ピンセット

植え替えの手順

  1. 冒頭の写真のように子株が出てきたら、ピンセットで引き剥がす
  2. 数日置いて剥がした面を乾燥させます。(乾燥させることで細菌などの侵入を防ぎます)
  3. 剥がした段目が乾燥したら、綺麗な土に植付ける
  4. 植え付け後1~2週間程で根が生えてくるのでそのタイミングで水やりを行いましょう。

植え替え

サボテンは成長と共に根も張っていくので、水はけが悪くなり根腐れの原因になることもあります。なのである程度サボテンが大きくなったら大きい鉢に移して替えるあげましょう。鉢を替える際に新しい土を入れることで、養分が減った土を新しい土に交換できるというメリットもあります。

植え替えのタイミング

植え替えは成長期の春が良いとされ、鉢に対して大きくなりすぎている場合や、水はけが悪くなった時、2年程植え替えをしてないときは植え替えを行いましょう。

用意するもの

  • 植え替えるための鉢
  • 鉢底石
  • 新しい土
  • ハサミ

箸は割り箸でも大丈夫です、それ以外でも箸のようなものでしたら代用可能です。

植え替えの手順

  1. 新しい鉢に鉢底石を入れる
  2. 山になるように土を鉢の中に入れる
  3. サボテンを土から取り出し、弱って変色した根などはハサミで切り落とす
  4. サボテンを新しい鉢に植えたらサボテンの周りに土を入れる
  5. サボテンの周りを箸で土を締める

サボテンを土から抜く時は土が乾燥している方が抜きやすいので、植え替えを行う直前に水やりは行わないように注意しましょう。植え替えを行った後も根が土に馴染むまで水やりは控えましょう。

最後に

サボテンは育てやすいと言われていますが、品種も多く育て方はその品種によって変わってきます。我が家では屋内で小さな鉢でサボテンを育てていますが、基本的に放置でも元気に育ってくれています。水やりも上記で書いてある通りで、日中は窓際に移動し陽に当たるようにしています。
同じ品種でも形などが全然違、育てていくうちに愛着も湧き成長がとても楽しみなるので、皆さんもお気に入りのサボテンを見つけて育ててみてはいかがでしょうか。

コメント