簡単で美味しい「白菜の漬物」、材料や作り方のレシピを公開します。

料理

年も明け厳しくなる寒さの中、甘味が一層強くなり、旬を迎える白菜。サラダやお浸しにしてもおいしく、鍋や煮物などに入れると旨味が出て他の食材もおいしくしてくれます。しかし、その数ある白菜料理の中でも私は祖父から教わった白菜漬物が一番好きで、毎年漬けています。今回はその白菜のレシピや注意点についてご紹介していきたいと思います。

材料

白菜…3玉
塩…米の重さの2~3%
米ぬか…5つかみ程(米ぬかは精米機でできたての米ぬかはおすすめ)

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漬物樽
漬物用おし蓋
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白菜の選び方

持った時にずっしりと重量感のあるものを選びましょう。上部の葉がしっかりと締まっていて、底の芯の切り口がしっかりと白い物が新鮮な白菜の証拠です。
半玉などのカットされた白菜を選ぶときは、芯の大きさが大き過ぎずに葉と葉の間の隙間ができるだけ少ない物を選ぶようにしましょう。

作り方

  1. 白菜の一番外側の葉をとり、縦に4等分にカットします。(切る時に芯側から1/3程切って、手で裂くようにすると綺麗に切ることができます)
  2. 1~2時間ほど天日干しする(干すことで余分な水分が抜けて甘味が増します)
  3. 漬物樽にナイロン袋を敷き、底に塩と米ぬかを一掴みずつ入れる。
  4. 白菜の葉一枚一枚に塩を振り、互い違いに漬物樽に詰めていく。
  5. 1/4玉を4~5個並べ隙間がなくなったら上に塩と米ぬかをかけ、再度白菜に塩をまぶし上に詰めていく。(下の段と同じ向きではなく交差する向きで詰めていく)
  6. 全ての白菜を詰めたら、一番上に塩と米ぬかをかけて外側の葉で蓋をしてナイロン袋を結ぶ
  7. 漬物の押し蓋をして漬物石を乗せる
  8. 数時間経過したら白菜が重みで沈んでくるので少し軽くする
  9. 1~2日すると水が浮いてくるので重石を5キロ程の軽い物にする
  10. 1週間から10日ほどで漬かるので後は好みの漬かり加減で取り出す。

注意点

塩の量

塩は多すぎると辛くなり、少ないと水が浮いてこないので注意が必要です。塩が少ないとカビが発生しやすいので少なすぎるよりかは、多すぎる方が良いです。塩が多いと辛いと言いましたが、しっかりと洗えば多少の辛味は和らぎます。

気温

暖かいとカビが発生しやすくなるので、陽の当たらない場所、寒い場所で漬けて置くようにしましょう。筆者は、最高気温が15度を下回ったくらいで白菜を漬けています。漬けた後に置く場所は陽が当たらない場所、少量で作る場合は冷蔵庫や野菜室に入れたりしても大丈夫です。

天日干し

天日干しの際に干し過ぎた時は、白菜の水分が抜けすぎて、水分が浮いてこなくなる時があります。その場合は、3%の塩水を作って入れることで問題なく漬かります。

白菜の栄養素

カリウム

白菜はカリウムが豊富に含まれています。摂取し過ぎた塩分を排出してくれる作用を持つカリウムは高血圧や体のむくみに効果があります。

イソチオシアネート

様々な野菜にも含まれるイソチオシアネートは白菜にも含まれており、抗がん作用や動脈硬化の防止、免疫力を高めてくれる効果などがあります。

ビタミンや食物繊維

上記の2つ以外にもビタミンCや食物繊維も豊富に含まれており、骨や筋肉の生成、便秘解消の整腸効果などのたくさんの効果が見込まれています。

まとめ

毎年冬になると、筆者は白菜の漬物を付けます。漬け方もそんなに手間や時間もかからず、簡単に漬けることができ、失敗もまだしたことがないのでぜひ気になった方は試してみてください。白菜が少し高いですが、筆者は地元農家さんが生産した野菜を売っている場所で毎年購入しており、1玉100~150円ほどで購入し、米ぬかは精米機からとってきているのでお金もさほどかかりません。
去年は大根も漬けたので、また漬けることがあればご紹介します。

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