【白菜の漬け方】初心者でも作れる!簡単で美味しい漬け方をご紹介

料理

簡単で美味しい白菜の漬物の作り方を知っていますか?
白菜の漬物はシャキシャキな食感で、ぎゅっと旨味が詰まっておりメジャーで人気な漬物のひとつです。

そんな白菜の漬物を簡単に、誰でも作れるレシピをご紹介します!ぜひ参考に作ってみてください。

白菜の漬物

白菜の漬物は、茎の部分はしっかりとした歯ごたえがあり、旨味や甘味をしっかりと感じることができます。葉の部分はシャキシャキとした食感で、塩や醤油など他の調味料をかけた時によく味が絡みます。

漬物の種類

白菜の漬物でもいくつか種類があります。その中でも特に有名な漬物の種類が以下の通りです。

塩漬け

白菜の漬物の中でも一番有名な漬け方で、浅漬けから本漬けどちらもこの塩漬けで作られており、漬物の中でも特に素材の味や風味感じられる漬け方で、シンプルな漬物です。

塩の吸水性と保水性を利用して白菜の水分を適度に抜き、保存性と旨味を高めます。

一緒に鷹の爪や昆布を入れて漬ける人も多く、塩以外の原材料を加えることでより保存性や旨味を高めることができます。

醬油漬け

他の漬物に比べ、醤油による塩気を強く感じるので塩漬けより角の立った味わいになります。味も濃く、一番ご飯の進む漬物です。

味噌漬け

味噌の風味を感じられ、みりんや砂糖で甘味を足すことで味に深みが生まれます。味噌は日本人に馴染み深い食べ物なので食べやすい味となっています。

ぬか漬け

ぬか漬けはぬかの甘味が移り、酸味とコクが生まれます。ぬかの乳酸菌によって旨味が増え乳酸菌やビタミンB1を効率よく摂れるので健康にも良い漬物です。


白菜の漬け方(塩漬け)

【材料】
・白菜
・塩(白菜の重量の3%)
・唐辛子1~2本
・昆布(白菜の重量の1%)

  1. 白菜をお好みの大きさにカットして洗い水気を切ります
  2. 天日干しを行い、余分な水分を落とす(甘味が増す効果も期待できます)
  3. 白菜に塩を加え、揉みこんだら昆布、唐辛子を入れる
  4. 容器に入れて、均等に重圧がかかるように重石を上に載せます。
  5. 1時間程で水分が浮いてくるので重石を軽くして、後はお好みの漬かり具合で完成です。

漬け込んで1時間程で浅漬けの状態なり、それ以降は時間が経てば経つほど水分が抜け、旨味が詰まっていきます。

筆者が祖父から教わった昔ながらの漬け方をこちらの記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

漬物の保存方法

漬けている期間が長くなる場合は、温度管理に注意しないとカビの発生や腐敗の原因になるので、漬物の容器は冷蔵庫に入る大きさのものを使用して冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

最近では漬けた状態でそのままコンパクトに保存できるプラスチック容器の商品もあり、おすすめです。

白菜漬物の日持ち期間

白菜の漬物の日持ちは1週間程とされていると思いますが、一概にも1週間と言い切れるものではありません。
なぜなら、食物は水分量や味付けの濃さによって腐敗速度が大きく変わってくるからです。

水分量が多く、塩分の濃度が低いほど日持ち期間は短くなります。
なので、長時間漬けこんだものより漬け込む日数が短い浅漬けなどは日持ちの日数が2~3日と短いのです。

筆者が毎年冬につける白菜の漬物は、冷蔵庫保管してから1週間程漬け始めてからだと3週間程でそれ以降は少しずつ酸味が出てくるのでそれまでに食べきるようにしています。

塩漬け以外での漬け方

基本的な漬物の漬け方にプラスで調味料を加えることで、風味や味の変わった漬物も作ることができます。筆者の場合はぬかを追加で加えて漬けています。

ぬか漬け

ぬか漬けの素を使えば簡単にぬか漬けを作ることができ、スーパーなどで買うことができます。
基本的な白菜の漬け方の1~5まで同じで、水が浮いてくるタイミングでぬか漬けの素を加えて混ぜこんで再度漬け込むだけで作れます。

味噌漬け

味噌漬けは、味噌、みりんをベースに砂糖や醤油などの調味料を加えた「みそ床」に野菜を入れて漬けるものです。アルコールや塩分の多い調味料で漬け込むので、長期保存に向ています。

みそ床の材料の割合は、味噌100グラムに対して酒、みりん、砂糖大さじ1杯で筆者は作っています。

醤油漬け

醤油漬けは、塩漬けした白菜に醤油やその他の調味料を加えて漬け込みます。醤油以外の調味料は、みりんや砂糖、お酢など様々で、家庭によって味が違うので色んな味があるのが面白いところです。

醤油とお酢を1:1の割合で白菜が浸るくらいの量で漬ければ簡単に作ることができます。

白菜漬物の人気レシピ

白菜 塩昆布

白菜に塩昆布を揉み込んで放置するだけでも簡単に浅漬けができます。

塩昆布の塩によって白菜の水分を抜き、昆布で旨味が増しておいしく仕上がります。調味料は塩昆布を加えるだけで、お好みで「ごま油」や「かつお節」など和え物に近い一品です。

人気の白菜塩昆布レシピはこちら

白だしで浅漬け

白だしは、味付けを濃くするために食塩や醤油を原材料として使用しており、この白だしに含まれる塩分を利用して浅漬けを作ることもできます。筆者が良く使用している白だしは「ヤマキの割烹白だし」で、旨味の強い白菜との相性も良く、短時間で浅漬けができるのでおすすめです。

作り方は、白菜が浸るくらいに白だしを入れるだけ
あとは1~2時間程漬け込むだけで作れます。また、ヤマキ公式HPでも浅漬けについてご紹介されているのでぜひご覧ください!

ジップロックで簡単に白菜の浅漬け

上記で漬物器をご紹介しましたが、「漬物器をわざわざ買うのはなぁ、、」「もっと手軽に漬物を漬けてみたい」といった方にはジップロックで漬るのもおすすめです。
漬ける野菜に塩を加え、水分を抜いて漬け込む目的は同じなので、ジップロックにそれらの具材を入れて重石をする工程が同じであれば問題なく漬物が作れます。

作り方

材料は、上記で記載した基本的な漬物でも、それ以外の紹介した白だしや、塩昆布などを使用しても作り方は同じです。

  1. ジップロックに白菜、塩、その他の調味料を入れる
  2. 空気をしっかりと抜き、密封する
  3. 上にペットボトルなどの重石を置いて数時間放置
  4. 水分が抜け、白菜がしなしなになったら完成

注意点は空気を抜いてしっかりと密封することです。空気が残っていると、空気によって重圧がかからず漬かり具合にムラができてしまいます。また、密封すれば重石をしなくても漬けることは可能ですが、水が入ったペットボトルなどを上に置いて重圧をかけることによって早く水分を抜くことができ、短時間で漬かります

ビニール袋でも作れる

ジップロックなどのチャック袋がない場合は、ビニール袋でも作れます。漬け方は同じですが、空気が入りやすい事と袋が破れて調味料が流れ出ないように注意しましょう。

白菜の漬物を作ろう!

今回ご紹介した白菜の漬物の作り方は、簡単に短時間で漬けことができ、スペースもとらないので手軽に漬物を作ることができます。漬物は、使用する材料や漬ける時間が違うだけで全然違った風味や食感になります。なので、家庭によって味や食感が全然違うのがおもしろいところだと思うので、ぜひ色んな漬け方を試してみて自分の好きな漬物を作ってみてください!

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