こんにちは!冬が終わり暖かくなってくると、花粉症が辛いという方も多いですよね。私も花粉症かPM2.5が原因なのか、2月~4月ぐらいになるとのどが痛くなったり熱っぽかったりして毎年困っています。今回はなぜ花粉症が起こるのか、どのような予防方法があるのかなど調べたのでお話していきます。
花粉症とは
花粉症とは、体にとって異物である花粉をアレルゲンとして過剰に反応してしまうことによって起こる免疫システムのこと。花粉は1年を通して飛んでいますが、中でもスギ花粉は春によく飛ぶため春に花粉症の症状が出る方が多いです。
予報では2022年春の花粉飛散量は全国的に多く、期間も長くなるといわれています。
花粉症の症状
- くしゃみ:鼻に入ってきた異物を外へ出そうとして起こる
- 鼻水:花粉などが原因の場合、さらさらとした水っぽい鼻水が出る
- 鼻づまり:鼻の粘膜が腫れて空気の通り道を狭めている状態
- 目・のど・皮膚に炎症を起こし赤くなることもある
花粉症と風邪の違い
自分は花粉症だと自覚がない方は、この症状は花粉症なのか風邪なのか迷ってしまうこともあるかもしれません。鼻水が出るなどの症状は同じでも、花粉症と風邪では以下のような違いがあるようです。
花粉等による鼻のアレルギー | ウイルスによる鼻風邪 | |
発熱 | 発熱はほとんどない | 発熱することが多い |
症状の出る時間帯 | 朝に症状が出やすい、就寝時に悪化することもある | 1日中いつでも |
季節性 | 決まった時期や季節の変わり目 | 季節性はない |
鼻水 | 水っぽい鼻水がたくさん出る | 粘液性の鼻水 |
花粉症の予防方法
マスクやメガネをつける
外出時にマスクやメガネをつけることで、体内に入ってくる花粉の量を減らすことができます。
服などについた花粉を家の中に持ち込まない
外から帰ってきたときは、玄関で服に付着した花粉をはらってから家の中に入ります。
また、洗濯物や布団を外に干したときは、しっかりとはらってから家の中に取り込みます。花粉が多い時期は室内干しがおすすめです。
花粉飛散量の多い時間を避ける
最近はテレビやネット、新聞などで花粉の多い日や時間帯などを知ることができます。
風が強い日やよく晴れた日、雨が降った後、12時~14時の時間は花粉飛散量が多くなりやすいので可能であれば外に出ることを控えたほうがよいです。
空気洗浄機を使用する
部屋の中に入ってきた花粉は時間が経つと床に落下することが多いですが、それまでの間は空気中に浮遊しているので、その花粉を吸収して空気中を綺麗にしてくれる空気洗浄機を使用すると効果的です。
病院で抗アレルギー薬を処方してもらう
毎年花粉症の症状が出る方は、花粉が飛び始める前に病院で抗アレルギー薬を処方してもらい、事前に飲んでおくことがおすすめです。
2022年はいつ頃から花粉が飛び始めるのか
関東地方・九州地方 | 2月上旬~ |
中国地方 | 2月中旬~ |
近畿地方 | 2月下旬~ |
東北地方 | 3月上旬・中旬~ |
北海道 | 3月下旬・4月上旬~ |
もうすでに飛び始めている地域もあります。岡山県ではスギ花粉が2月中旬から飛沫し始め、6月頃から県北の林業が盛んな地域などでヒノキの花粉が飛沫します。
最後に
気温がだんだんと上がり暖かくなってくると、窓を開けて家の中の空気の入れ替えをしたくなるのですが、これからの時期は花粉やPM2.5、黄砂なども飛ぶようになります。PM2.5などは国が外出を控えたり、窓を開けないように喚起しています。
飛散量がとても多い日もあれば、ほとんど影響のない日もあるので、テレビやネットで飛散量の予報をチェックするのがおすすめです。
花粉症の症状がでる方は辛いと思いますが、様々な対策をとることで症状は軽くなったり予防することができると思います。ぜひ対策法を参考にして、これからだんだんと暖かくなる季節を楽しみましょう。
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