ソーラーメイトのメリットとデメリット、通常の太陽光発電システムとの比較

生活

マイホームを購入し数ヶ月、我が家の屋根は南向き片流れだからなのか、太陽光業者の営業の方がよく来るようになりました。その中にソーラーメイトと言ってソーラーPPA(屋根貸しに近いもの)があり、検討することがありました。そんなソーラーメイトのメリットとデメリットについてご紹介します。

ソーラーメイトのメリットとデメリット

ソーラーメイトとはPPA事業の一つで、一定の条件がありますが太陽光パネルを無償で設置できることが大きな特徴です。他にもメリットがあげられますがもちろんデメリットもあります。

ソーラーPPAとは「Power Purchase Agreement」の略で、「電力購入契約」という意味です。ソーラーPPAは「屋根貸し」に近い仕組みで、PPA業者が銀行や投資家から調達した資金を使い、太陽光発電を顧客の敷地や屋根に設置します。
引用元: タイナビ

ソーラーメイトのメリット

  • 初期費用0円で太陽光が設置可能
  • 停電時は発電した電力を使用できる
  • メンテナンス費用がかからない
  • 契約終了後は無償譲渡となり契約者が所有者となる

ソーラーメイトのデメリット

  • 契約期間中は売電収入を得られない
  • 契約には条件がある
  • 電気プランを事業者の電力会社のものに変更しなければならない
  • 契約途中で太陽光を取り外す際などは違約金の発生がある

ソーラーメイトは無償で太陽光を設置できますが、デメリットであげたように「設置には条件があります。」

その条件とはしっかりと発電する場所であることです。

なぜなら、太陽光パネルや工事費用を契約者の代わりに事業者が負担するため、その費用を契約期間の売電収入で賄えるだけの発電力が最低限必要です。

なので、半日影ができてしまうような場所や、太陽光パネルを設置できる面積が少ない場合は条件から外れてしまうため、条件を満たした場合のみ設置することができます。

太陽光発電システムを購入した場合

太陽光発電システムを購入した場合ではソーラーメイトとは違い、自分でメーカーやパネル枚数等の容量を選ぶことができます。他にも蓄電池やV2H機器を将来導入するためにあらかじめ準備しておくことができます。

メリット

  • 売電収入を得ることができる
  • メーカーや希望の容量で設置できる

デメリット

  • 設備、工事費用がかかる
  • メンテナンスや修理費用がかかる
  • 天気で売電収入が左右されるので必ず収益が得られる訳ではない

太陽光発電システムを購入した場合での最大のメリットは、売電収入を得られることですがその反対に初期費用がかかってしまうことです。

実費で太陽光を設置する場合との比較

では太陽光発電システムを実費で設置した場合と、ソーラーメイトで設置した場合ではどのような違いがあるのか比較してみました。

実費で設置

メリット

  • 売電収入を得られる
  • 将来の用途に合わせてメーカーなどを選ぶ事が出来る

デメリット

  • 費用がかかる
  • メンテナンスや修理費がかかる

ソーラーメイト

メリット

  • 費用がかからない
  • メンテナンスや修理費がかからない

デメリット

  • 契約期間中は売電収入を得られない
  • 無償譲渡したタイミングでFIT制度が終了している

ソーラーメイトの場合は、契約期間が10年以上の事が多いので、FIT制度の10年期間が終了た後に無償譲渡となります。なので、売電で収益を得ようとするのではなく自家消費を目的として利用したほうが良いです。

太陽光発電システムの導入メリット

太陽光発電システムの導入には、実費で設置とソーラーメイトどちらでも言えるメリットがあります。

  • 停電時でも電気を使用することができる
  • 電気代の節約
  • 太陽光パネルによる家の遮熱効果
  • 再生可能エネルギーなので資源が枯渇することがない

上記のようなメリットがあります。家の遮熱効果に関しては、屋根の上に太陽光パネルが載るため、夏は屋根の直射日光を受けず、冬は室内の熱を逃がさないようになるため冷暖房の使用量が減り節電にも繋がります。



FIT制度

FIT制度とは、太陽光で発電した余剰電力を固定価格で10年間は電力会社が買い取る制度の事です。このFIT制度はソーラーメイトと実費で太陽光システムを設置した方両方が対象でそれぞれ11年目からは自分で余剰電力をどのように利用するかを決めなければいけません。

FIT制度終了後

FIT制度が終了したら自分でどこの電力会社に余剰電力を売電するか決めることができます。しかし、固定買い取り期間の間に比べて売電価格は大幅に減少してしまいます。なので、太陽光発電システムを設置する場合は、FIT制度が終了した時の事も頭に入れておく事が大事です。

売電以外の選択肢

FIT制度が終了したら売電する以外の方法として、蓄電池を使って自家消費をする方法があります。
太陽光で日中に発電し、使いきれなかった電気を蓄電池にためておくことで夜間など電気を買っている時間帯に使用することができ、電気代の節約になります。
今後は電気代、再エネ賦課金共に上昇していくので、電気の自家消費は重要視されています。

結果

条件をクリアしたなら実費がおすすめ

なぜなら、我が家の屋根に太陽光発電システムを設置したら設備、工事費用を賄えるだけの売電収入が期待でき、更にそれ以上の収益を期待できるからです。

太陽光も天気によって発電量が変わってくるので、利益を見込めたとしても少なからずリスクがあります。なので、ソーラーメイト側も設置したいくつかの費用が回収出来なかったら、会社を経営していく事が難しくなるので出来るだけ多く発電する場所を選び、負担する費用以上の利益を生み出さなければいけないのです。

実際に1か月で発電量や売電価格がどのような数値になったのか以下の記事で紹介しているのでよかったら見てください!

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決してプラスになるとは限らない

近年では異常気象で1ヶ月近く天気の悪い日が続くといったこともあります。先述で言ったように、太陽光発電は天気によって発電量が左右されるので必ずしも設置費用が賄えるとは言い切れません。
なのでそのような場合や、今後は自家消費だけで充分、太陽光パネルに費用を一切かけたくないと言った事であればソーラーメイトを利用する方がいいかもしれません。

決してどちらがいいとは断言できませんが、筆者はソーラーメイトを選ぶよりは実費で太陽光発電システムを設置することを選びました。もし興味のある方はしっかりと調べて、色んな業者へ問い合わせて自分に合ったものを見つけることをおすすめします。



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